(2019.12.27)
2019年9月にインドの北部ラダック地方を旅しました。
この度とてもいいニュースがあり、この記事を更新いたします。
このツアーでお世話になりっぱしだった、
ガイドのソナム(Sonam)さんが来年3月に来日することになりました!!
写真はレー(Leh)の空港まで送ってもらった時の車の後ろ姿です。
レーの空港でも空港係官の方とコミュニケーションしてくださったり、
今でもあの名残惜しい感じを手に取るように覚えています。
日本ではどこを案内しようか!?
ワクワクが止まりません。
また折を見て更新記事を書いていこうと思います。
=====================================
(過去記事)
ラダック(ジャンムー・カシミール州・インド)におもうこと。vol.01
(2019.09.30)
2019.09.14~23まで、ラダック(ジャンムー・カシミール州・インド)に行ってきました。
帰国して1週間になります。
ラダックはヒマラヤ山脈とカラコルム山脈にはさまれ、
インダス川源流域にあり、標高3000mから7000mの山岳・高原地帯です。
行く前から、本や写真やネットで触れてきましたが、
真に百聞は一見にしかず。とはよく言ったもので、
想像していたものとは、印象が違ったというか新しかったです。
見たことのない景色が広がっているいるのは、
初めて訪れる土地ではよくあることなんです。
今回の印象が新しかったというのは、
帰ってきてもどうしてそう思ったのか、なかなか答えがでなかったのですね。
ようやく思ったのは、
高度が高く空気が薄かったからという事だということです。
空気感が違いますね。
また、空気が薄いと脳の働き方も違うのでしょうかね。
標高3,500mだとポテトチップもこんな感じ。(笑)
伝統的なラダックの生活は持続可能な循環型社会が成立しており、
書籍『懐かしい未来』にもそのことが詳しく書かれております。
ここ20年で、開発の波や西洋の影響で近代化が急速に進んでいるラダック。
物質面では豊かさに向かっているかのように思えるところもありますが、
伝統的な循環型社会が崩れ、今までなかった都市部でよく見られる、
環境問題や社会問題が散見されるようになってきているそうです。
私の行っているボディーワークもそのような課題に取り組むことと認識していますが、
このラダックという特殊な地域とご縁があったことを通して、
何かのヒントになることは間違いないと思う次第です。
“懐かしい未来”から気になったものを抜粋してみました。
ラダックの人々は好運にも、
個人の善が共同体全体の善と矛盾しない社会を受け継いできた。
ある人の利益は他の人の損失を意味しない。
家族、隣人、他の村の人や見知らぬ人まで、
ラダックの人びとは、他人を助けるのは自分たちのためだと考えている。
実はこのツアーでのイベントであった、1泊2日のパンゴン湖ツアー。
高度の影響で最愛の妻が不調となり、途中で断念いたしました。
その時、”懐かしい未来”に書いてあるとおりの素晴らしい体験をすることが出来ました。
見ず知らずの私たちを誠心誠意、助けてくださりました。
心細い時に寄り添って元気づけてくださりました。
ブログの文章ではなかなか表現できません。
ガイドのソナム(Sonam)さん。
ドライバーのセワン(Tsewang)さん。
THE DRUK LADAKH(ホテル)のゼネラルマネージャーの、タシ(Tashi) さん。
食事をわざわざ作って、持ってきて振舞ってくださったキャンプのおじさん。
他、このツアーでご縁のあったすべての皆さま。
ありがとうございます。
心の友人ができたことを本当に嬉しく思ってります。
またお会いしましょう!
※ここで経験を通じた注意点を少し。
平地で暮らしている我々が標高の高いところに行って、
高山病ほか、不調を感じた時は、無理せず慎重な行動をとるようにしましょう。
それ以上高度をあげることを避けた方がいいと思います。
また、団体行動などのツアーの時は、
頑張り過ぎないよう。遠慮しないようにしてください。
自然の驚異があることを心の片隅においてほしいと思います。
改めて旅って素敵だと思います。
標高の高いところはなかなか行けなくなってしまいましたが、
これからも色んな所に行ってみたいと思います。