(2024.01.28)
プラーナ(光)についてとても興味があります。
コツを教わって見えた(これかな?程度です)ことはありますが
プラーナを体感を伴って実感できていない小生としては
本当の意味では理解してると言えません。
今回は成瀬雅春さんと小池弘人さんの共著
「未病ヨーガ」からの抜粋で綴ってみます。
◇プラーナとは何か
からだの不調は、血液の流れが悪くなったり、
疲れやストレスがたまって生命力が低下することでおこります。
生命力の低下は、すなわちプラーナの不足です。
プラーナとは、人間が生きて生活するために必要としている根源的な生命エネルギーのことで、
私たちは、このプラーナを体内に取り込み、
活用することで生命活動を維持しています。
目に見えない生命エネルギーであるプラーナは、
よく「気」という言葉で訳されます。
確かに中国哲学の「気」も非常によく似た概念ですが、
「気」が一般的に生物や気象、
空気など「動き」のあるものを指して使うのに対し、
プラーナは森羅万象、あらゆるものはプラーナでできている、と考えられています。
あなた自身はもちろん、あなたが今いる部屋も、手に取っているこの本も、
すべてはプラーナによって形づくられているのです。
宇宙に存在するすべてはプラーナで構成されているので、
どんなものからもプラーナを取り込むことができ、
何にでもプラーナを与えることができるのです。
携帯でも財布でも、ふだん愛用している持ち物には愛着がわきますが、
それは物にその人のプラーナが少しずつ入り込んでいるからです。
そして、その人の肌になじむようになります。
肌になじむというのは、プラーナの交流があるということで、
ただ自分のプラーナを注ぎ込むだけではなく、
物からも何らかのプラーナを取り込んでいるのです。
そうやってプラーナのやりとりをしていたら、
自分や相手(人でも物でも)のプラーナが減ってしまわないか気になりますが、
私たちがどんなに頑張っても、
宇宙に満ちているプラーナが減ってしまうほど取り込むことはできません。
したがって、どれだけたくさん取り込んでも心配ありません。
◇プラーナを感じる
私たちはふだん、呼吸によってプラーナを取り込んでいます。
プラーナが、もともとはサンスクリット語で「呼吸」や「息吹」を意味するのもこのためです。
ヨーガの呼吸法は、プラーナヤーマといいますが、
それはプラーナ(生気=宇宙に満ちている根源的生命エネルギー)アヤーマ(コントロール)するという意味です。
ヨーガにおける呼吸法は、単に呼吸のテクニックというわけではなく、
生命エネルギーを拡張し、生命を高めるという内容をもっていますが、
それは、プラーナを効率よく取り込み、
生命力を高めてバイタリティーあふれた状態にするためのものだからです。
ですから、本書で紹介しているポーズもできるだけ正しい呼吸とともに行うようにしましょう。
慣れないうちは動きと呼吸を合わせるのが難しいかもしれませんが、
繰り返しおこなううちにリズムがつかめてきます。
自分自身をよく観察し、よりよいプラーナを取り入れるためにも、
正しい動きと呼吸でポーズをおこなうことが大切です。
そして、プラーナを取り込むための呼吸法をしっかり身につけるために、
まずはプラーナを感じる方法を覚えましょう。
プラーナを肉体感覚として感じるというのはわかりにくいかもしれませんが、
あらゆるものとコミュニケーションを取るようにして、
そのときに、どういう感じがするか気をつけてみてください。
それが、プラーナを感じ取る第一のヒントです。
そうして感性を磨いていくと、
その品物とか人を構成している要素、
つまり分子、原子、素粒子などの元となっているのがプラーナなんだ、
ということが肉体感覚としてつかめるようになります。
プラーナを肉体感覚として感じられるようになると、
自在に取り込むことができるようになります。
そして、生命力に満ちてくるの肉体感覚として感じられるようになれば大成功です。
(※未病ヨーガ 成瀬雅春+小池弘人 共著 中央アート出版社 より抜粋)
書き綴らせていただいたことに普段から意識を向け
日々のスカ プールヴァカ プラーナーヤーマ(安楽呼吸法)を行いたく思います。
長い独り言でした
みなさま
いつもありがとうございます。
🙏