(2024.01.24)
倍音声明(ばいおんしょうみょう)は元々は
チベット密教の古派であるニンマ派の修行法から生まれた発声法のひとつで
瞑想に熟達していなくとも深い瞑想状態に入り易いとされています。
ニンマ派の修行僧は一人で行う場合は
滝に向かって行をするとも聞いたことがあります。
どんなやり方かと申しますと
車座になって
「ウ」→「オ」→「ア」→「エ」→「イ」→「ハミング」と
母音を順番に発声することを基本とした簡単な瞑想法です。
瞑想を行う時に必要なことは
雑念を取り払うことや無になることではないとのこと
身体を自身が思ったように快適な状態にコントロールすることだそうです。
倍音声明( オーバートーン・チャンティング)は母音を発することにより身体を意識的に使うので
他の瞑想法に比べて誰もが確実になんらかの効果を得ることが容易とされている所以です。
2018年はシッキム州
2019年はラダック(ジャンカシミール州)にて
ゴンパのお堂を借りて倍音声明をしてまわるツアーに参加しました。
とても新鮮で有意義な体験だったので
本年は積極的に倍音声明のイベントに参加したり
CDブック(まだ未使用)を持っているので
それにて体験もしてみようかと思います。
もし新たな体験や興味深いものがあれば
みなさまに発信したく思います
ありがとうございました。
🙏