(2022.07.12)
『袖振り合うも多生の縁』
袖擦りあうとも触れ合うとも他生とも諸説あるそうですが
どれでもオッケーのようです。
仏教用語であったり前世の因縁など
仏教での世界観での故事ことわざかと思います。
よく亡き父の口から出ていた言葉です。
仏教的な輪廻転生には興味のない
彼が意図していたのは
目前のご縁を丁寧に紡ぎなさい。
というものだったのだと
今にして思えるようになりました。
人生の基本論として酒を酌み交わしたときは
口癖のように語っておりました。
当時の小生は
『親父面倒くせぇ。何度もそれ聞いてるから……。』
といった思いだったかと。
お恥ずかしい限りです。
💦
順番逆だったかもですが。
『袖振り合うも多生の縁』
の意味は以下のようなものかと思ってます。
どんな出会いでも単なる偶然じゃなく
生まれる前からの深い縁によって生じているもので
大切にしなければならない
この歳にもなると
こんなことをとても大切だなぁ
と日々生きています。
🙏🏼