(2020.03.30)
(2020.04.03)加筆・修正しました。
私はボディーワークをしております。(仮名として、自律神経整体と呼ばせてもらってます)
身体にも触れさせていただくし、
その方と接して感じたアドバイスもさせていただいてます。
お客さまとのコミュニケーションを大切にしております。
幸いなのかそうではないのか、
20歳の秋、悪性リンパ腫であるホジキン病を発病しました。
簡単な言い方をすると悪性のリンパの癌の一種です。
後(23歳くらいだったかと思います)に母に聞いたのですが、
ステージⅣで生存率30%だったそうです。
(※私はつい先日まで50%と聞いたと思いこんでいて、母からつい最近違うと改めて言われました)
母の記憶もあてにはならないですし、生存率のパーセンテージって……。
なんか数字で言うべきものではないというのが私の持論ですね。
ある人にとっては、死期が近いかもしれない事実をお伝えする意味はあるし、
ある人からすると聞いたことで、それが病気以上に悪影響を及ぼす場合もあると思うのです。
伝え方もあるし、伝える人物によっても違うし、
とってもセンシティブなものだと思います。
今日はその話ではなく、医師選びの話です。
(※選びという表現が適切じゃない気もしているので、更新の可能性アリです)
図らずも医師や医療機関とのお付き合いが長くなったので、
その私的な経験をもって話しております。
発病後37歳までの約17年間は同じホジキン病での再発を、
その後も最初は3か月おき、6か月おき、1年に一回。
と期間を伸ばしながらチェックはしていたので、医療機関とのお付き合いは続きます。
あるいは、50手前では脳梗塞をおこして、約1週間の検査入院もしたり。
つい最近は、尿管結石で2度目はさすがに売薬では辛抱しかねて、
夜間の救急外来のお世話にもなりました。
あるいは、2年前だったかな。
阿蘇・熊本でのボランティア時にうっかりしておおきく転び、
受け身をとったつもりが歳なんでしょうね。
手の着き方が上手くなく、結果生まれて初めての指の脱臼。
自身でも不思議なくらい落ち着いており、
その場で自身で外れた中指の関節をはめて大丈夫かと思っていたのが、
(※そりゃ、数日はかなり腫れたし、痛かったです)
2か月たっても腫れのひきも悪く、たまにすれ違いざまに触れた時に痛がる私に、
周囲から「病院に行って!」と御願いされ、
ようやく思い腰を上げて医療機関に行ったのが2か月後。(笑)
ただの脱臼をはめてOKと思っていた自身の判断は間違っており、
医師のつけた現象名は「右中指PIP関節脱臼骨折」でした。
医師のコメントは、
その場で来院してたら手術はせずに、最低でも添え木はした。というもの。
私から医師への質問は、
「どっちが正解でしたか?」というもので、
それに対し医師は、
「それはわからないですが、もしかしたら、添え木をしなかった方が、
今の動き方より回復が遅かったかもしれません。」
というものでした。
正解はわかりませんが、現在の私の中指は問題がないのが事実です。
標題に関連する医師とのコミュニケーションが大切。
ということが伝えたくてここまで、前置きが長くなってごめんなさい。
①ホジキン病時は、さんざん医師との議論を交わしました。
西洋医学は病気を治すものではなく、症状を抑えるもの。
(ここでの西洋医学はアロパシーのことを指してます)
◇アロパシー(wiki英語版)
https://en.wikipedia.org/wiki/Allopathic_medicine
という真実を知ったのは、コミュニケーションから得た自身の捉え方です。
※症状を抑えることはとても大切なのも事実です。
医師の言葉尻が気に食わず、ごねまくり、
宣言した上病室を飛び出して、
1階の外来の待合所で一晩過ごしたこともありました。
※当時の担当医さん。本当に失礼しました。
②最近の医師が聴診器をあてる方が少ないことも気にいらず、
身体(胸)の音を聞かなくて判断できるのでしょうか?
とか脈をとらないのでしょうか?
と真面目に聞いてしまうこともしばしばあります。(苦笑)
PCの画面みてないで、私と話をしませんか?
とも言ってしまうことも多いです。
反対に素晴らしいと思うこともあるのです。
例えば、先日尿管結石の救急外来の私の息子くらいの医師は、
すごく誠意もあり、勉強熱心で素直で好青年。
私が薬も効くけれど、自身で手を当てているのが一番楽に感じる。
というのを聞いたその青年は、
「そうなのですね。それはよかったですね。」
と痛がっている苦しんでいる私に対し、
私の目を見ながら温かな眼で私とコミュニケーションをとってくれました。
素晴らしい医師にこれからなっていくんだろうな。
とわたしはその時思いました。
あの時は助かりました。改めてありがとうございます!
事細かく書きだしたら1冊本が書けてしまうくらいです。
結論。
色んな方が医師をなさっております。
私のような医療機関の経験が豊富じゃない方は、
医師のことを「先生」と思い(※そりゃ思っちゃうと思います)
おっしゃることを聞いていれば、
事が上手く運ぶと信じているケースが多い。
あまりに多すぎると思います。
なので、注意点としては、
医師も人間です。
様々な方がおられます。
(※これは私の実体験で私の個人的な感想です)
・心から患者さんがよくなるように真摯に仕事に取り組んでいる方。
・ビジネスと捉えていると私は感じ、テキパキと多くの患者さんを対応する方。
・心はとても温かいが、コミュニケーションがあまり得意でない方。
・休診日なのにもかかわらず、嫌な顔ひとつせずに診てくれた方
・こちらの意見を聞こうとせず、質問したら怒り出す方。
・私の医療機関経験が多すぎるのか、私の質問を嫌がっているとしか感じれない方。
・時間がないと言って、当方の聞きたいことを次回以降にとおっしゃった方。
・亡くなるまで私に年賀状をくださった当時の主治医。
・丁寧に私の聴きたいことに最後までつきあってくれて、的確に答えてくれる方。
ホントいろんな方がいらっしゃいます。
誤解してほしくないのですが、
私にとって対応悪いなぁ。と感じたことが悪いとも思っておりません。
みなさん各自それぞれが、
自分と波長があう。
というかコミュニケーションのとり易い医師と、
お付き合いしたらいいと思うのです。
違和感を感じたら、
躊躇や遠慮はせずに他のところに行く勇気や手間も大切だと思ってます。
特に医師だからというのではなく。
普通に人間関係を築いていくことと何ら変わりはないことと思っているのです。
自身の不調は自身で調整する。
医師はあくまで良きアドバイザーといった関係で、
医療機関に行って欲しいと思っています。
なんか回りくどくてうまく書けなかったのですが、
この最後の三行が言いたいことです。