(2020.07.10)
久しぶりに本を読みました。
村上春樹さんの新刊です。
ん?2020年4月25日初版なので、
新刊といえるかどうかは微妙かも。
文字が大きくて読みやすく、
挿絵も多く101ページの本なので、
パーマとカットしている間に読めちゃいました。
今、美容室は雑誌類をコロナウィルス対策で読ませてくれないので、
直前に自身で本屋に寄って選んだのがこれです。
だいぶ本から遠ざかっていたので、
いいきっかけで本を読むモードに変化すると嬉しいです。
(※本を読む読まないのムラが昔っから激しいわたしです(^^;)
村上春樹の文章って特徴的だとか、一種独特って、
言う方々が多い印象です。
私は決してそう思ってはいなくて、
なんだろう。
お叱りを受けるかもしれませんが、
逆に普通っぽく感じながら呼んでます。
言い方を変えると読み易い。です。
内容は、
村上春樹さんのお父様に対する思いや戦争を経験されている時代背景など、
今までになかった村上さんの作品だと思います。
文字数にするととってもボリュームの少ない本ですが、
私にとっては濃い内容の本でした。
日本史も世界史も。
机の上の勉強が大嫌いで殆ど知らない私です。
戦争の時代に生きていた、
父、母、祖父、祖母をはじめとする人々は、
壮絶な体験をしていると感じると共に、
想像力や瞑想力を働かせて、
これからの時代に活かしたいと思った一冊です。
おススメ!!です。