触れることの科学 D・J・リンデン 岩坂彰【訳】 河出文庫 ~今この時代に興味深い内容の本だと思います~

(2020.10.14)
興味深いタイトルだったので、
その気になれなかった読書を久しぶりに。(^^)

触れることの科学 D・J・リンデン 岩坂彰【訳】 河出文庫 ~今この時代に興味深い内容の本だと思います~

途中までは、スッと読み進められましたが、
飛ばし読みになってしまいました。

面白かったのは、
若い少年少女が遊びの中でのワンシーンで。
「五感のなかでひとつ残して全部なくなるとしたら、どれを選ぶ?」
という究極の選択ゲームの中での一コマで。

誰一人として、『触覚』を選ばなかったというシーンです。

英語の中では日常表現において、
触覚と気持ちは深く結びつている。というくだりも、
面白かったです。

指紋の謎の話。
ポルシェ(車)の油圧パワステと電動パワステの違いによる、
手の感覚(触覚)の話。

これもなかなか興味深い話でした。

触れることをお仕事にさせてもらってる小生にとって。
奥の深いこの“触れる”“触れさせていただく”
についての興味はつきません。

関連記事

  1. 森 美智代さんのワークショップ ~癒しフェア東京2020WS…

  2. 「ガラスの地球を救え」21世紀の君たちへ 手塚治虫著 光文社…

  3. 純粋(pure)な意識 ~普段の生活の中で気をつけていること…

  4. 『強く生きる言葉』 岡本太郎 イースト・プレス ~大手町の丸…

  5. 『SASAWASHI』(ささ和紙)~「気持ちよさ」と「健やか…

  6. 正金(ショウキン)醤油(小豆島)~桶(こが)仕込 天然醸造の…