木のいのち 木のこころ <天・地・人> 西岡常一 小川三夫 塩野米松 新潮文庫

(2019.08.15)

木のいのち 木のこころ <天・地・人> 西岡常一 小川三夫 塩野米松 新潮文庫

「木のいのち 木のこころ」とってもそそられるタイトルです。
木材の仕事をしていた時期があるので、西岡常一さんのことは存じ上げていました。
著書も読んだことがあり、その心は大切のしたいと思ったものです。

当時の仕事の時には、その精神を大切に思ってましたし、
今も意識するところです。

冒頭の西岡常一さんの85歳の時のお言葉。
自分で経験を積み、何代も前から引き継がれてきた技を身につけ、
昔の人が考え出した知恵を受け継がなければならないのです。
なぜならすべての仕事を基礎から、
本当のことは何なのかを知らずには何も始められず、
何をするにしても必ずその問題にぶつかるからです。
-中略ー
そこには日本の文化と日本人が受け継いできた技お智恵が凝縮してあるからです。
これらの技や智恵は機械やコンピューターでは引き継ぐことはできません。
-中略-
私らが相手にするのは檜です。
木は人間と同じで一本ずつが全部違うんです。
それぞれの木の癖を見抜いて、それにあった使い方をしなくてはなりません。
そうすれば、千年の樹齢の檜であれば、
千年以上持つ建造物ができるんです。
これは法隆寺が立派に証明してくれています。
とても重みのある言葉ですね。

是非手にとって読んでみて欲しい1冊です。

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