『医者の大罪』近藤誠 SB新書

(2019.10.30)

『医者の大罪』近藤誠 SB新書

友人から紹介してもらった本書。
一時期この手の本をよく読んだ時期はありました。
なんか気になって紹介していただいた時にAmazonに発注していたのが、
昨日届き、一気に読みました。

◇『医者の大罪』近藤誠 SB新書
https://www.sbcr.jp/product/4815600761/

2019.10.15初版発行のごく最近の本です。
2014年までの約30年間、
慶応義塾大学医学部の講師であったそうです。

目次を書き写してみました。

『医者の大罪』目次

前書き
正しい医療情報をひた隠す「上級医」
なぜ健康な人が「不健康」と信じこむのか
非常識な医師を生む医療業界のカラクリ
医学界で、データのねつ造が繰り返される理由

第1章 高血圧治療の大罪
「高血圧は万病のもと」とはかぎらない
血圧が高いほど死亡率は低くなる
降圧剤で死亡率が上がる
医者は「ベストな血圧」を知らない

第2章 糖尿病治療の大罪
血糖値を下げると死亡率が上がる
「低血糖発作」が病気のもとになる
糖尿病治療のカラクリ ー隠された「治療死」
治療の危険性を患者に知らせない日本糖尿病学会

第3章 基準値ビジネスの大罪
基準値外=病気とされる「健康診断」
WHOが仕組んだ医者と製薬会社の出来レース
医学的根拠を無視した日本高血圧学会
糖尿病の診断基準の落とし穴

第4章 高コレステロール血症、メタボリックシンドローム、骨粗しょう症治療の大罪
「血中コレステロール」は毒ではない
総コレステロール値が下がるほど死にやすい
健康体に「メタボ」のレッテルを貼る厚労省
「少し太め」が長生きできる
骨粗しょう症は「病気」ではなく「老化」である
クスリで骨がもろくなる

第5章 がん手術の大罪
「手術による死」が存在しないがん治療
「眠ったがん」が手術で暴れだす
「女医は親身になってくれる」は幻想である
余命4か月のウソ

第6章 免疫療法剤・オプシーボの大罪
オプシーボはがん治療に効果なし
「効果抜群」という誤解はどこから生まれているのか
オプシーボは正常細胞を破壊する

第7章 「健康常識」の大罪
欧米には「職場検診」が存在しない
やればやるほど死亡率が上がる「ピロリ除菌」
危険極まりない肺炎球菌ワクチン
BCGワクチンでウシ結核が増える
高体温 ー「温活」信仰は、デタラメばかり
入浴するほど死にやすい
サプリメントは効果ゼロ
ブドウ糖はガンの餌である
ちまたの健康番組はウソが9割
マスコミを信じると早死する

第8章 医療界の大罪
製薬会社、官僚、医者の三つ巴が生んだ「名医不足」
がん治療医が激怒するわけ
医者がでっち上げる「がん」「転移」
医学部という病巣

後書き

興味深い内容が並んでます。
がしかし!
鵜呑みにはしないように気をつけてくださいね。

いつも自戒の念もこめて、
何事も鵜呑みにせず、自身なかで咀嚼したり、
頭で理解するのではなく実践して体得することを大切にしてます。

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