(2020.04.21)
各メディアでは新型コロナウィルス(COVID-19)の話題でもちきりです。
この記事は書くことは、とても迷いました。
100人いれば100人意見が違うし、
まだまだわかっていないことが多すぎます。
経験値がないからです。
情報を発信していく。
と決めた私なりの正直な気持ちを書きます。
私は20歳でホジキン病(悪性リンパ腫)で入院した際、
血液内科の病棟に入院したのです。
そこは、リンパ腫よりも白血病の方々が多く、
病状や、投薬の影響で免疫力が下がっている方ばかりの病棟だったのです。
具体的には、白血球が1000以上あればギリギリ普通の相部屋での病室。
それより以下となると、個室もしくは無菌室行き。
数字で言っても伝わらない方が多いと思います。
要するに抵抗力がなく、
ウィルス感染・細菌感染などの感染症にとてもかかり易い状態の方ばかり。
4人部屋で、私だけが白血病じゃなく、
抗がん剤投薬をして、一番白血球の数が減ったときでも1500くらいはあったかと思います。
ですので、仲間はずれじゃないけど、
私だけは軽症なんだと自身では感じており、
いたたまれない気持ちで入院生活を送ることが多かったです。
※あくまで約35年前の医療レベルのお話ですが、
どのようなレベルかと申しますと。
・お見舞いのお花は禁止。
・家族のお見舞いはほぼ自粛。
・最低限の着替えをサッと持ってきてすぐに帰る様に気遣う。
・手洗いとイソジンのうがいの励行は1.5時間おきに、
1日8回くらいとかなり丁寧なレベルのものが必須。
・患者本人達は、それぞれ感染予防の投薬もかなりされていたと思います。
※私はいつも肺炎予防の薬を必ずもれなくついてきていて、
よく担当医に何でこんなものを飲む必要があるんだ!?と詰問責めにしておりました。
※自身が何のためにそんなに厳格に手洗いやうがいの励行をしなきゃならないのか、
理解できず、さぼっているわけではないのですが、
よく看護師さんから厳しく注意されてました。(^^;
前置きが長くなりました。
まず最初に、亡くなられた方やその関係者さま。
あるいは、今現在コロナウィルスに罹患して症状も出てしまって、
苦しんでおられる方やそのご家族の皆さま。
また今後どうなるかわからない現状に不安でならない方。
頼る田舎などもなく、都会で孤独な生活を余儀なくされている方。
今まで順調であったお仕事が急展開、今月の家賃やお給料を支払うこともままならず、
どうしていいかわからない方々。
バイトに行きたくても来なくていいと言われ、来月の家賃や明日の御飯にも困っている方々。
逆に普段から比べて、とても忙しくなってしまい、
その影響でコロナに感染する危険性が大きくなってしまった方。
書ききれませんが、
影響がない方はいない。といっても過言ではないかと思います。
ものごとを、大きく2つの事柄に分けて考えてみました。
①喫緊の課題の問題
具体的には、この事象で困った方々への対応。
まずは政治が決める具体策ですね。
平等はありえないのでしょうが、
なるべく平等で後にかかってくる課題を最小限に抑えられと思われる政策。
(※理想論で申し訳ない。)
その時に大切になってくるのは、
政策に期待できないとわかっている我が国日本の現況です。
これも我々が選んだ代表である方々たちが、
その方なりに頑張って対応されているものだと思ってます。
②次には自身が今出来ること
・個人個人が無理しない範囲で自身のできることを、
困っている方々にさせていただくこと。
(所謂本当の意味でのボランティアですね)
・こころの平安を保つために瞑想や、
自分なりの方法を実践すること。
・必要以上に不安にならないように、
自分自身がどの程度不安な状態にあるか観察すること。
また、更新記事となるかもしれませんが。
いまはこんな心境です。
本当はコロナウィルスなんて、インフルエンザに比べたらたいしたことはない。
とか。
各国本当のことを隠していて、出している数字がデタラメである。
etc,
そういったことを言うことは簡単です。
では、自身の両親や仲間や、仲良くしている友達が、
コロナウィルスの影響で命を落としてしまったら、どう思いますか?
今後社会がどう変わっていくか。
に対しての行動も大切ですが、
今自身が何をすべきか、自身で考えて実践することを大切にしたいと思っております。