熊本震災ボランティア vol.01(2020.05更新版)

(2020.05.23)
約i年前このブログをスタートした直後に書いた記事。
今の思いを追記して更新します。

5月の中旬に活動予定でしたが、4月のはじめ頃活動中止を決めました。
本音を申すと、そういった時期だからこそニーズはあると思っております。
独りで動いているわけではないので、色んな調整が大切とも考えてます。

阿蘇郡西原村 復興支援住宅

4年前の熊本地震。
そう4年経ったのですね。
だいぶ昔に思う方もいるし、つい最近のことと思う方もいると思います。

◇熊本地震(2016年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%9C%B0%E9%9C%87_(2016%E5%B9%B4)

南阿蘇 久木野から見た噴煙をあげる阿蘇中岳(2020.02)

昨年書いた完成間近だったか完成直後だった、
復興支援住宅の入居も完了してます。
西原村はあともう一か所か二か所、完成済みか建設中か。
(※詳しくなくてすみません)

仮設住宅はかなり縮小しましたが、
依然として仮設生活の方々もおられます。

一部撤去された、阿蘇西原村の仮設住宅跡地(2020.02)

少し手を加えて、少しだけ快適にした阿蘇西原村の仮設住宅

実はわたくし。
ボランティア活動って敬遠というか、あまり響かないというか。
距離をおく立場をとってました。

それまでは、
何故かというと、
ボランティア活動を熱心に誘ってくださる方に、
ピンとこないものがあったからだと思います。

2014年ころかな。
2011年3月の東日本大震災の後の陸前高田と大船渡に初めて行きました。

あと、阪神淡路の震災も大阪で経験しており、
その際実家にいて、かなりの揺れを経験しました。

その時は、
自身で出来ることは応援というか、
小さなことですがさせていただいたつもりです。

活動の様子(2020.02)

ボディーワークのお仕事(身体に触れさせていただく施術)の修行として、
自身の中では、東北に行くことがマッチしただけで、
一石二鳥じゃないですが、参加を決めました。

今でも、こういった震災や洪水とかの自然災害。
そうですね。コロナウィルスの現況も同じと思ってます。

そういった助けを必要としていると思われる方々がいらっしゃる時。
それぞれの思いで、無理ない範囲で何かすることが素敵だなぁと思ってます。

何でも組織にしてしまうと、簡単じゃないとも思ってます。
何も遠くまで行って、何かをしなきゃいけないわけじゃないし。

個々が優しい思いを持って、人に接する。
これがホントのボランティアで。
目の前にある日々の暮らしのなかで実践すること。

現状のコロナウィルスの影響をうけている今。
改めてそう思ってます。
(^^)

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(過去記事)
(2019.04.13)

阿蘇山 久木野から

2016年(平成28年)4月におきた熊本地震以後、
整体ボランティアで熊本を定期的に訪問しております。
明日でちょうど3年となります。
これまで行ってきた概要をここで書いてみますね。
(※長文となります。ご容赦ください)

ANA スターウォーズジェット

2016年は9月と11月。
2017年は1月を除き毎月の11回。
2018年は2ヶ月に1回のペースで6回。
そして本年2019年は2月。
合計で20回伺っているんですね。
今数えてみて、継続してきたんだなぁ。と実感しております。

益城町上空から(2016年9月)

東日本大震災の時も、毎月のように陸前高田や大船渡を訪問しておりました。
我々は有志のチームでして、整体(手技は色々)で少しでも元気を取り戻していただけたら。
という活動を行っております。
手技がなくても構わなくて、
サポート役でもいいし。絵を描くとか音楽を演奏する。
とかなんでもいいんです。
ふれあいを大切に、現地の皆さまに寄り添わせていただく。
といった活動なのです。
なにより、行かせていただく私たちが楽しむ。
ということをモットーとしております。
また、職業も年齢も性別も関係なく、
リーダーとか、決まった役割とかも何も決めごとがなく、
すべて自然発生的で、来るのも自由、来なくなるのも自由といった
自立、自律を大事にするとても面白い仲間たちなんです。

仮設住宅

ただ1つ。深く感謝申し上げたいのは、Kご夫妻です。
このKご夫妻はとても奇特なご夫妻なんです。
というのは、阿蘇郡西原村在住で、ご自宅を開放して
我々の活動を支えてくださっているのです。
この活動のためにご自宅の2階を宿泊場所として開放してくださっておりまた、
キッチンも貸してくださり、自炊を可能とさせてくださっているのです。
今はだいたい5~6名。多かったころは総勢20名くらいの大所帯だったんです。
そんな大勢の見知らぬ人間を快く受け入れてくださっているKご夫妻は素晴らしい方なんです。
ですので、現地までの交通費以外は、1500円/1泊で済んでしまうのです。
(※レンタカーを借りる時は、もう少し実費はかかります)
ホントいつもありがとうございます。

西原村仮設住宅 集会所

スタートが2016年の9月というのは、
震災から5か月経っていますよね。
震災直後は整体ボランティアのもつ性質のものより、
炊き出しや瓦礫撤去、物質的な援助等の活動が重要なんです。
そんな理由で、少し落ち着き始めたところで活動を本格化させるということなんです。

活動の内容は、仮設住宅内の集会所や部落の公民館などで、
無料で整体やマッサージなどを受けていただくものとなります。
事前にお世話していただいているK夫妻のコーディネートにより、
スケジューリングしていただいております。
事前に福岡在住のEさんが用意してくれたビラを、
1週間前くらいにKご夫妻や地元益城町のMさんが、
仮設住宅などに配布するのです。
こういった地道な下準備も活動を支えてくれている大きな力となっているのです。

益城町 木山仮設集会所

活動場所は、5日間で5箇所くらいとなります。
以前は8~9箇所くらいでしたが、最近は1日1箇所とだいぶ落ち着きました。
時には活動が午前中で終わった時などは、
阿蘇山の火口や高千穂峡観光や忘年会などのお楽しみも随時あり、
お楽しみのひとつといえるかと思います。
また、K夫妻のご自宅に近しい方をお呼びして夜の時間帯等に、
癒しの施術を行わせていただくこともあります。
また、同じく夜の時間帯に仲間同士で施術をやりあって研鑽の時間とすることも、
しばしばあり、これも愉しみのひとつとなっております。

西原村 復興支援住宅

こんな感じで楽しくやらさせていただいております。
まだ色んな話も書けそうなので、
標題をvol.01としてみました。

来週4/18(木)からも5日間阿蘇郡西原村に行く予定です。
それではまた!
ありがとうございます。

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