(2020.08.03)
小沢征爾さん。
私のイメージは世界で活躍している日本人。
世界で活躍している日本人は数多くいらっしゃると思いますが、
その中でもわたしの中ではとてもいい印象を持っている方の一人です。
お会いしたことや、お話したことは勿論ないのですが、
15年ほど前でしょうか。
紀尾井町のレストランから出てらっしゃった瞬間を見たことがあります。
不思議な感覚でして。
誰なんだろうか!!?と振り向いたら、
小沢征爾さんがご機嫌でレストランから出てきたところでした。
その後ろから4,5名でしょうか。
多分ご一緒していた方々が出てきた。
という場面にでくわしました。
なんだろう。
さすがだなぁ!と思ったのを、
いまでも鮮明に覚えてます。(^^)
一気に読めました。
素晴らしい本に出合えて感謝です。
敗戦。玉音放送をご家族で聞いた時にお父様がおっしゃった、
「日本人は日清戦争以来、勝ってばかりで涙を知らない冷酷な国民になってしまった。だから今ここで負けて涙を知るのはいいことなのだ。これからは、お前たちは好きなことをやれ」
という言葉は印象的でした。
興味深い、エピソードのオンパレードです。
やはり日々一生懸命生きることは大切ですね。
結びは。
「これからも音楽の勉強を続けたい。おそらくどれだけ時間をかけても終わりはないだろう。僕はもっともっと深く、音楽を知りたいのだ。」
という言葉で締めくくられてます。
おススメの一冊です。
是非手にとってみて欲しいと思います。