(2024.04.02)
最近頓に周囲で癌になったという方々がとても多いので
綴らせていただきます。
不安の解消やどうしていいのかわからないといった方の
お役に立てたらという思いからです。
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健康診断などの検診で見つかる
自身で体調不良等何かおかしいと医療機関を訪ねる
家族からの指摘で調べることにする
などなど
医療機関にて〇〇の腫瘍
そして良性ではなく癌といった診断を経て
治療方針の提案を聴いて次のステップへ
というのが一般的な流れかと思います。
ちなみに私の場合は38年前のこととなりはるか昔のことですが
気にしなかったら何でもないお腹の違和感から
お腹がシクシク痛むように変化し微熱も伴うように
それを約2週間ほど放置し
それでもじわじわと悪化して寝ることができない状態となってしまったので
医療機関を訪ねました
実名(大学病院)は控えますが3件尋ねましたが
風邪か気のせいといった感じで帰されて
自宅で益々状況が悪化するのに耐えておりました。
はじまりから1か月ほど経過したところで
10kgほど痩せるし、いよいよ辛抱できない状態で
実家の両親に助けのお願いの連絡をしました。
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友人たちと湯河原にて(2021.07)
母に同伴してもらい車いすにて飛行機に乗せられ
実家の大阪に帰ったのです。
叔父が医師だったこともあり
当時の大阪府立成人病センターを紹介され
そこでホジキン病(悪性リンパ腫の一種・癌)という確定診断に至りました。
わたしはもうヨレヨレで体重も40kg代となり
治療方針の提案もへったくれもなく
定期的な輸血で命を繋ぎながら抗がん剤治療に進んだ
そんな流れだったかと記憶してます。
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羽田空港にて(2021.02)
私の場合
20歳の発病時から37歳の最後の再発まで
大きな再発が3回
小さなものは数えてないけど多くあります
・抗がん剤(かなりの量と回数かと)
・脾臓全摘出
・放射線治療
と基本的な治療の経験はしました。
また
その他様々な代替医療も体験
・玄米正食(4号食)(※マクロビオティック)
・臼井靈氣療法学会(故小山君子さん)の勉強会
・故長尾弘さん
・中国針
・タヒボ茶
・真菰風呂(真菰を飲料としてもかなり飲んだことがあります)
・ゲルマニウム飲料療法
・ビワの葉療法
・スギナ療法
・プロポリス
・メシマコブ
・芋パスター
・漢方薬
・などなど(※覚えてないものの方が多いくらいです)
入信はする気は一切ないですししたことはないですが
新興宗教(3か所/具体的な組織名は控えさせていただきます)に誘ってくださる方がいて
行ってみたこともあります。
そんなこんなで病気をしている時期が長いと
これがいい・あれがいいなどと色んな情報が入ってきて
おかげさまで様々な経験をもさせていただきました。
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前置きが長くなりました
医師免許をもっているわけではないので
あくまで長きに渡る再発を経験した私個人の見解です。
癌を宣告された方々には
あっという間にお亡くなりになる方と
提案された治療計画にのっとって治療されたのち
再発や転移を繰り返される方やそのまま寛解に向かわれる方がおられます。
(※百人いたら百通りで人それぞれなのですがザックリと私の言葉で大別してみました)
或いは
西洋医学は根本治療ではなく対症療法だとか
抗がん剤は猛毒だから使用する意味がなくただの害悪だとか
医療機関はビジネスだからかかわらない方がいいとか
端から今の医療機関を否定して
先ほど書かせていただいたような代替医療にチャレンジして
この世を去られていく方々も知人のなかにはおられます。
このことに関しての小生の見解は
西洋医学は対症療法そして抗がん剤は毒である
これは真実
だからといって癌の進行具合やそのタイプによっては
その対症療法が功を奏し命を落とさずに済む
それが私自身の実体験でもあり現時点での見解です。
また対症療法のみでは度重なる再発をしてしまう方がいる
というのも私自身の経験をもって知っていますし事実です
同じ病棟や同部屋で仲良くなった友人たちが亡くなっていくことを多く経験しており
当時の悔しい思いも今も鮮明な記憶として残っております。
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八ヶ岳南麓ファームにて(’2021.06)
そこで申し上げたいこと
癌というのは結果でありそれには原因があるということを知って欲しいです。
(※100%そうであるとは言い切れませんが多くは当てはまると思ってます)
その原因がわかればそこを絶てばいいとなるのですが
ここが難しいところ
これは様々な要素が絡み合っている場合も多いですし
心に起因するところも多いと直感的に感じており
その原因である心を変えるというのがそう簡単ではないと
私は思っております。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
という
哲学者であり心理学者のウィリアム・ジェームズの言葉があります
(※ヒンズー教の言葉或いはガンジーの言葉といった説もあるらしいいです)
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スリランカにて(2018.06)
心を変えるには色んな方法があるかと思いますが
それもこれが正解!というものは
人それぞれなので自分自身がトライするしかなく
しかも時間がかかる場合が多いかと。
そこで
食習慣(食べ方も)が変わると身体が変わる
身体が変わると行動が変わる
行動が変わると心が変わる
心が変わると癌(体の不調和)も変わる
そんな変化が起こってもいいのではないかと思う次第で
これは自分自身の経験でもあります。
とても鈍感な小生は
最後の再発後に約2年に及ぶ厳格な玄米正食(4号食)を実践したのですが
心が変わったと気づいたのはつい最近のことというのも事実で
食生活で癌が治ると勘違いしておりました。
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ラダック(インド)にて(2019.09)
誤解しないでほしいのは
何もみなさまに玄米正食を薦めているのではありません。
食生活習慣が変えてみるのが入り口として易しいかと
その内容も色んなものがあるのでピンときたものを実践なさるといいかと思います。
肝要なのは量を減らすこととよく噛むことかと
これが小生の見解です。
また食生活でなくとも
日々の積み重ねが現状ならば
その積み重ねてきていることを
変えてみるのも勿論ありです。
何が正解かはわかりません
ですが
変えてみると結果も変わってくるのは事実です
そして大切なことは
頑張りすぎないことです。
とにかく変えてみる
行動する
これが大切。
これは入院生活で制限されること以外は
治療中でも並行して行えることだと思います。
独りでは実行できないとか
家族が寄り添ってくれないと動けないとか
結果が保証されていないならやる気がおきないとか
などなどなどなど
やらない理由を並べることは簡単です
これは過去の私自身でもあります。
かなりの長文となりました。
ありがとうございます。
🙏
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