(2023.09.23)
表参道のeatrip soilさんに美味しい卵はないかなと
ふと立ち寄ってみて本著と出会いました。
◇eatrip soil
https://eatripsoil.com/
著作権もありますので『はじめに』から少し抜粋させていただきます。
ウイルスや病を敵とみなして闘うのではなく、
ウイルスや病ともいかに共存、共生していくための場や共同体、
社会とはどのようなものかを一緒に考えたいのだ。
これは、医療現場だけの問題ではない。
この新しい世界を生き延びていくうえで、
私たちの暮らしすべての面において、
一度立ち止まり、深呼吸して、
まったく新しい価値観で考え直す必要性に迫られている。
新しい仕組みへと社会が変わって行くとき、
その変化の中では過去にあった仕事や場所がなくなることもあるかもしれないし、
過去にあったものの価値が失われることもあるかもしれない。
その変化は大きな痛みや悲しみ、
喪失感をともなうものだ。
ただ、失われたものの代わりに、
必ず新しいものが芽生えてくる。
不安にならなくてもいい。
世界は全体として均衡を保とうとするものだからだ。
私たちは、これからどういう時代を生きていくのだろうか。
それは与えられるものではなく、
私たちがともに考え、ともに悩み、
ともに心を動かして創造していくものだ。
私たちは、仕事の中で、暮らしの中で、生きていく中で、
全員が「いのち」の可能性を追求している。
そのために、私たちが守るもの、
大切にするもの、失ってはならないもの。
私たちが共有するフィロソフィー(哲学)としての「いのち」のことを、
この本という通路を介して分かち合いたい。
目に見えるかたちよりもまず大事なこと。
私たちは目に見えないフィロソフィーを共有することを忘れてしまっているかもしれないのだから。
(※いのちは のちの いのち (新しい医療のかたち)稲葉 俊郎 アノニマ・スタジオ からの引用です)
とても興味深い著作です。
よかったら手に取ってみてください。
おススメです。
ありがとうございます。
🙏