(2023.05.21)
今日はタイトルにした「感謝の心」
これを長尾弘さんの著書からの抜粋で綴ってみます。
著作権どうのこうのとおっしゃる方ではないことを
存じ上げてますので自戒の念を込めて記します。
人の心は一念三千と言われ、
あらゆる思いの世界に通づることができますが、
その時その時においては
一つのことしか思えないというのが
人間の心の法則です。
思いの矢印の向きは一つです。
私たちは、この法則に案外気づいていません。
「悲しみと喜び」「怒りと安らぎ」「恨みと赦し」など、
一瞬のうちにこれら二つを思うことはできません。
しかし、この一つ一つしか思えない心の法則を逆にうまく利用すれば、
怒ることも不平を言うこともできなくなります。
それには感謝の心だけを常に思うといいのです。
熱光を恵んでくれる太陽に、
酸素を供給してくれている空気に、
そして水、海、山、大地などの自然、
それから動物、植物、鉱物などの食物、自分自身の肉体と、
感謝の対象は数限りなくあります。
この感謝に心を満たしているときは、
私たちの苦しみの原因である想念感情、
すなわち怒り、恨み、憎しみ、愚痴、妬み、謗り、取り越し苦労などの
思いが心に入ることができません。
感謝は光ですから、
その光の中で怒りでも愚痴でも消えてしまいます。
一日のうちでたとえ五分でも十分でも感謝の心を持つと、
その間に魔が入ってくることはできません。
感謝は心の魔から自分を守ってくれる鎧であり、
自分自身の喜びでもあります。
「ありがとうございます」と、
素直に感謝できること自体が心の宝です。
一日の中で感謝する時間が長くなればなるほど、
その人は幸せな時間が長いことになります。
あらゆることに対し、
できるだけ感謝を忘れずにいると、
最後には一日のすべてが感謝に満たされるということになります。
そして、いっさいの苦しみなく、
安らぎの時だけがあるということになります。
これが幸せになる要領です。
苦しみに心を向けさせないために、
無理やりにでもいいから、
感謝の対象を見つけて感謝することです。
そうするうちに、
健康も家庭も仕事も商売もすべてよくなり、
喜びに満たされてきます。
もともと私たちの内に入っている神我は、
完全無欠の神そのものの性質を持っているのですから、
それがこの世の生活に反映されてくることになるのです。
(真理を求める 愚か者の独り言 長尾 弘著 たま出版 より抜粋)
全て実践はできておりませんが
約30余年前に出会って以来
少しづつですが練習はしているつもりです。
よかったら何かの参考にしてくださればと思います。
ありがとうございます。
🙏