(2019.10.03)
(2019.10.07)追記
ラダックから帰ってきて、
「懐かしい未来」~ラダックから学ぶ~ ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ著 懐かしい未来の本
を再読するだけには飽き足らず、『ラダックの風息』を購入して、
一気に読みました。
著者がラダックで1年余り過ごしたドキュメンタリーのお話です。
半分は写真集のような展開の本です。
◇ラダックの風息ー空の果てで暮らした日々ー山本高樹 雷鳥社
http://ymtk.jp/ladakh/2016/02/ladakh_newedition_01.html
2019.09.15~09.22までラダックを旅しました。
想像を超える貴重な時間となりました。
冒頭の写真以外は、本書のものではなく、その時に撮影したものです。
本書の気になったところを抜粋しながら、
感じるところを綴ってみます。
「ジュレー」はラダック語で、
「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」のすべてを意味する便利な言葉です。
今回のラダック旅行では、いつしか「ジュレー」を連発するようになってました。
というか、それしか言えない。(笑)そんな感じでした。
本当の祈りには、場所や体裁などというものは
たいして関係ないのだということを僕は知った。
私もそう思っているので心に響きました。
著者がある日、飛行機のチケットや荷物を盗まれてしまったくだりで。
ルンドゥプ(泊めてもらった場所の方)がとても心配してくれて、
宿代を受け取ろうとしなかった件。
私たちがレー(Leh)のホテルTHE DRUK LADAKHで1泊延泊した際に、
ホテルマネージャーのタシ(Tashi)がホテル代を無料にしてくれたのと同じだと思い、
感慨深いです。
人が困っている時の、親身になってくれるセンスが本当に素晴らしいと思います。
本人に返すのは勿論、色んな場面でそういった気持ちを大切に生きて行きたいと思います。
もやの向こうに垣間見えるザンスカールの光景はすざまじかった。
自然のものとは思えないほど鋭利な形をした峰々。
ありえないほどまっさかさまの深い谷。
そしてその奥にひっそりと息づく小さな村。
すべてが、今までの自分が知っていた尺度を超えている。
これがザンスカールなのか……。
今回は、ザンスカールには足を運んでいないのでして、
車でも行けるところを、著者は肌でザンスカールを感じたくて、徒歩で向かったそうです。
歩いて行く!とは言いませんが(笑)
いつの日かザンスカールを訪ねてみたいと思います。
確かにこの世界には、
絶対に変わらないものなど、
何一つないのかもしれない。
どんなにかけがいのない人も、
いつかその時が来れば、目の前から立ち去っていく。
それでも僕たちにできることがあるとすれば、
大切な人やものや出来事に出会った時のことを、
胸の奥につなぎ止め、忘れないでいること。
想い続けること。
変わらないものは、その想いの中にある。
まさにその通りだと思います。
普段の生活のなかで、そんな想いを大切にしたいです。
旅が好きで、ここ数年は色んなところを見て廻れています。
中でもラダックは1番印象に残る場所となりました。
高所なので、気をつけて欲しいところとなりますが、
ホントおススメの場所です。
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2019.09ラダックに行った時関連の記事一覧です。
よかったら読んでください。
・レーからアルチへ(ラダック)(ジャンムー・カシミール州・インド)
・アルチ周辺散策(ラダック)(ジャンムー・カシミール州・インド)
・THE DRUK LADAKH(レーのホテル/ラダック)(ジャンムー・カシュミール州/インド)
・HOTEL ALCHI ZIMISKHANG(ジムスカン)(アルチ/ラダック)
・マグネティックヒル Magnetic Hills(ラダック/インド)
・レー(Leh)の王宮(Leh Palace)とその周辺(ラダック/インド)